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三方原大根をブランド化 静岡文化芸大生プロジェクト - 中日新聞

三方原大根を使った遠州焼きやカナッペ、ポテトサラダ

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 デザインを学ぶ静岡文化芸術大(浜松市中区)の学生が、浜松市北区の三方原地区で栽培される「三方原大根」のブランド化に取り組む。二月にJR浜松駅近くのギャラリーモール・ソラモで開かれるイベント「マルシェ」で、この大根を使った遠州焼きを売るほか、おいしい食べ方をレシピ本にして配る。

 取り組むのはデザイン学部二、三年生の十三人。地元出身の学生が「浜松なんもないから」とこぼした言葉に、「そんなことはない。豊かな作物がとれる」と昨秋、プロジェクトを発足させた。

 三方原大根は白首大根と呼ばれ、スーパーなどで売られている青首大根に比べ、繊維質で大根おろしやたくあん向けという。三方原馬鈴薯(ばれいしょ)を生産する農家の多くが、秋から冬にかけ裏作で栽培している。一九一二年から栽培されるなど歴史があり「地元の若い人に魅力を知ってほしい」と目をつけた。

「三方原大根」のブランド化に取り組む静岡文化芸術大の学生=浜松市中区の同大で

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 昨年十一月には農家に畑をみせてもらい、提供を受けた大根を使い、サイコロ状のたくあんを入れたポテトサラダ、アボカドとたくあんのサラダ、クリームチーズとたくあんのカナッペなどのレシピを考えた。

 二月のイベントでは、これらを載せたレシピ本を配るほか、三方原大根のたくあん、チーズを入れた「遠州焼き」を売る。パッケージも、おしゃれなデザインをメンバーで考える。三方原大根、青首大根の二つのたくあんを試食に出し、食べ比べてもらう。

 代表の二年、渡辺実優さん(20)は「田舎っぽいイメージを消し、おしゃれなブランド化を目指したい」。浜松市出身の二年、溝田映実さん(20)も「浜松には、誇れる作物があると若い人に知らせたい」と意気込む。

(勝間田秀樹)

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January 16, 2020 at 03:12AM
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