北海道の奥尻空港発函館行きの北海道エアシステム(HAC)で12日、乗客の男性が理由を明確にせずマスクの着用を拒否したことから「安全阻害行為に当たる」と判断し、離陸前に男性を機内から降ろすトラブルがあった。同社が13日、取材に明らかにした。
HACによると、客室乗務員が男性にマスクを手渡した上で着用しない理由を問いかけたが応じず、男性は出発を促す言動を繰り返した。そのため、機長は航空法が定める安全阻害行為に当たると判断。機内から降りるよう求め、男性も応じたという。同便は約30分遅れで出発し、乗客21人に影響が出た。
HACは取材に対し、マスクの未着用自体が安全阻害行為に当たるのではなく、客室乗務員などへの言動も含めて判断したと説明。「未着用の理由があれば、席を離すなど配慮もできる。相談してほしい」としている。
航空各社は新型コロナウイルス感染予防のため乗客にマスクの着用を求めているが、北海道の釧路空港から関西国際空港に向かうピーチ・アビエーションの機内でも7日、乗客の男性がマスクの着用を拒否して客室乗務員を威圧し、新潟空港に臨時着陸して男性を降ろすトラブルが起きている。【山下智恵】
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