日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉(すが・よしひで)首相が見送ったことをめぐり、賛否が渦巻いている。適正な判断だという意見や、学問の自由が脅かされるとの批判もある。学術会議の本来あるべき姿などを識者に聞いた。
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中部大教授・山本尚氏 あるべき姿に変わるチャンス
日本学術会議の組織のあり方がここまで注目されたことは過去にはなかったのではないか。学術会議が本来のあるべき姿に立ち返るための大きなチャンスとなる。今ここで変わらなければ、せっかくの機会があまりにももったいない。
学術会議が10年以上、政府への答申や勧告を行っていないことが報じられているが、おそらく答申を出しても政府が実際に反映することはほとんどなかったため、諦めてしまっていたのだろう。だが、答申をしなければ学術会議は本来の役割を果たしておらず、存在価値があるとはいえない。
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