
福島県伊達市の生産者と福島学院大生らが連携し、モモの古い品種「天津桃(てんしんとう)」の新ブランド「伊達の天津紅桃(てんしんべにもも)」を作り、6次化商品開発に取り組むプロジェクトが始動した。
天津桃は明治初めに中国から日本に入り、昭和中期まで国内で広く栽培されたモモの品種。プロジェクトでは、伊達川東地区協議会(伊達市、佐々木義伸会長)と農家の女性でつくる商品開発に取り組む団体「あたご・まごころ会」(同、宍戸睦子会長)が中心となり、同地区で栽培されている天津桃を活用した6次化商品開発を企画した。
福島学院大短期大学部情報ビジネス学科の国分桃香さん(1年)と佐藤翔さん(2年)、モモの加工品などを手掛ける「ももがある」(福島市)の斎藤由芙子(ゆうこ)社長が協力し、新ブランド「伊達の天津紅桃」の名称やロゴデザインを考案。サイトウ洋食店(同)が天津紅桃を使った甘酸っぱくアイスやプリンに合う「スイートソース」と八角などのスパイスを利かせ、肉やチーズに合う「スパイシーソース」を開発した。2種類のソースは今夏以降に道の駅伊達の郷りょうぜん(伊達市)などで発売予定という。
福島市の福島学院大で9日開かれた記者発表に出席した佐々木会長は「天津桃の活用で地域のPRや農業振興に役立てたい」と話した。国分さんは「あかつきなどほかのモモと比較し、特徴を分析してブランド開発やロゴデザインを行い、学びを深めることができた」、佐藤さんは「さまざまな方の協力でここまで価値をつくることができ、達成感がある」とそれぞれ語った。
7月中旬以降に収穫したモモで試作を行い、プリンやドレッシング、ピクルスなど新商品開発に向けて取り組むという。
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March 11, 2020 at 07:38AM
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新ブランド「伊達の天津紅桃」 6次化始動、生産者と福島学院大生 - 福島民友
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