
目覚ましい活躍を見せるファッションインフルエンサーをゲストに迎え、自身の成功とフォロワー基盤をどのように活用してメジャーブランドを立ち上げたのかについて語ってもらう「Glossy Trend Watch: Influencer Edition(グロッシー・トレンドウォッチ:インフルエンサー編)」。登場するゲストはみな、既存ブランドとのオンライン交流から、みずからの手によるブランドの創設へと、飛躍を遂げた人ばかりだ。
第1回は、米DIGIDAYの姉妹サイトであるGlossy(グロッシー)のシニアテクノロジーレポーターであるケイティー・リチャーズが、ジュリア・エンゲル氏を招いて話を聞く。エンゲル氏は自身のファッション・ライフスタイルブログ「ギャル・ミーツ・グラム(Gal Meets Glam)」を基盤に、タイムレスでクラシックなドレスやコート、セーターなどにフォーカスしたファッションブランド、ギャル・ミーツ・グラム・コレクション(Gal Meets Glam Collection)を創設した人物だ。
今回は同氏に、ブロガーからブランド創設者への転身、アパレル業界の表と裏、自身のブランドにふさわしい卸売パートナーとの出会いについて語ってもらった。
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この記事では、そのインタビューのハイライトをお届けする。なお、読みやすくするため、以下の本文には若干の編集を加えている。
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2011年当時、インフルエンサーはまだブームになっていなかった
「2011年当時、誰かがブログで何かしたという例はひとつもなかった。大学生だった私にとっても、ブログはただの遊びだった。卒業後、就職したが、それをフルタイムで追求するつもりなんて毛頭なかったし、それで稼げるとも思っていなかった。数年後には、フルタイムの仕事よりもブログのほうが稼げるようになっていた。当時の私は、サンフランシスコのはずれから職場まで、1時間半かけて通っていた。家族や夫から思い切ってフルタイムのブロガーに転身することをすすめられ、私もその気になった。片手間で夜や週末にブログを書くだけでこれだけ稼いでいるのだから、自分の時間を全部使えば、もっと稼げるはずだと。ちょうどその頃、ブランドがブロガーに目を向けはじめ、コラボレーションに本腰を入れはじめていた。そのおかげで、私のところにもさまざまなチャンスが舞い込んでくるようになった」
インフルエンサーについてのよくある誤解
「(ファッション分野にカテゴライズされ)必ずしもデザイナーの経歴があるわけではないブロガーやインフルエンサーは、(自身のブランドを持ったとしても)ライセンス契約をしているだけで、名前を貸しているだけだ。年に数回ミーティングに参加して、ムードボードを指差しながら『これとこれとこれはいい』と言っているだけだと、思っている人が多いだろう。だが、私は違う。自分の名前を冠したものを、すべて自分でデザインして作りたい。それができないなら、やらないほうがましだ。もちろん、うしろには大勢のチームメンバーがいる。私ひとりでやっているわけではない。いまの私の仕事の約80~90%はギャル・ミーツ・グラム・コレクションに費やされている。残りの時間は、ほかのブランドとのパートナーシップや、以前に自分のブログでやっていたことに使っている。私が主とするプライオリティは自身のビジネスを大きくすることだ。ほかのブランドのビジネスを大きくすることではない。とはいえ、必ずしも誰もが我々の真似をすべきではない。正直なところ、ブランドとの業務提携を四六時中行なっている場合と比べると、自社のビジネスを優先しているせいで、実入りは格段に少なくなっている。少なくともいまのところは」
優良顧客へのアンケート
「どんな商品カテゴリーに期待が寄せられているか、生の声を聞くために、優良顧客100人にアンケートを送っている。以前、人々が我々に何を期待しているかを知るために、インスタグラムストーリー(Instagram stories)でそれとなく探りを入れたことがある。質問する前からコートに注力していたのだが、実際に尋ねてみると、コートが第1位だった。人々が、我々がすでに力を入れていた商品カテゴリーに期待してくれていることがわかってうれしかった」
Katie Richards (原文 / 訳:ガリレオ)
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March 22, 2020 at 10:00AM
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「たとえ実入りが減っても、自身のブランドを優先する」:有名 インフルエンサー のジュリア・エンゲル氏 - DIGIDAY[日本版]
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