菅内閣が16日発足したのに伴い、首相官邸で実務を取り仕切る「官邸官僚」も一部交代した。安倍晋三前首相の最側近の今井尚哉首相補佐官兼首相秘書官(62)は退任。菅義偉首相は官房長官時代の側近らを秘書官に起用するなど「足場固め」を進めている。
菅首相は今月4日、毎日新聞のインタビューで、官邸の事務方について「しっかり見直していきたい」と大幅な交代を示唆していた。菅内閣の発足に伴い、首相秘書官は防衛省出身の増田和夫氏以外は交代させ、官房長官秘書官と元秘書官で固めた。退任した今井氏は官邸に対する助言役の内閣官房参与に就く予定だ。
今井氏は経済産業省出身で2006~07年の第1次安倍政権で首相秘書官を務め、第2次政権では筆頭格の政務担当秘書官に就任。安倍前首相からの厚い信頼を背景に、経済政策「アベノミクス」をはじめ、官邸主導の政策立案を推進した。19年9月からは首相補佐官を兼務し、重要政策は「首相と菅氏、今井氏の3人で決めている」(官邸関係者)と言われるほど政権運営に深く関与した。
一方で…
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